芸能・スポーツの通訳

芸能・スポーツの通訳

<3.芸能・スポーツの通訳>

スポーツイベントに出場するために来日した選手や日本に長く滞在して

競技を行っている選手・審判・主催者(実行委員会)の通訳や、

キャンペーンのために来日した俳優や映画監督、公演のために

来日したアーティスト(俳優、演出家、劇団員、ミュージシャン、

オーケストラ団員)などエンターテイメントの分野での通訳。

対象となるスポーツや芸能についての詳しい知識が必要とされる。

芸能・スポーツの通訳の仕事は下記リンクに詳しく書いています。

芸能・スポーツ通訳の仕事

芸能通訳

<3.芸能・スポーツの通訳>

①芸能通訳

■仕事内容■

音楽、演劇、映画などの世界で来日アーティストの通訳を務める仕事。

仕事内容はさまざまで記者会見をまかされることもあれば、単発の

インタビューに同席することもある。またその外国人が国内に滞在している

期間中ずっと同行し、通訳を務めるだけでなく、身の回りのお世話をしたり

スケジュールの管理を行ったりすることもあるが、記者会見レベルの通訳が

できるのはベテラン通訳のみなので、それまでに実績を積むことが必要

とされる。芸能通訳で最も重要なことはその人の専門を十分に把握し、

どんな話題にも対応できるだけの知識を身につけておくこと。

映画俳優ならば俳優になるまでのプロフィールや家族のこと、これまで

どのような映画に出演したのか、今回の来日の目的は何かなど。

映画のキャンペーンで来たのならその映画の試写を事前に見ておくことは

必須である。

芸能通訳の場合は映画なら映画だけ、演劇なら演劇だけという感じで

1つのジャンルの通訳を専門に行う場合が多い。そのため、このジャンルの

通訳ならばこの通訳者という第一人者がはっきりしていることが多いので

新人が入りにくいジャンルでもある。

■実績の積み方■

・アーティストのアテンド通訳や訪問先への随行通訳などの案内係や

お世話係りを兼ねた仕事で実績を積む。

・演劇の世界では外国人演出家や俳優・照明・監督に付いて日本人

スタッフと俳優との間の通訳の仕事で実績を積む。

取材・インタビューの通訳

記者会見・舞台挨拶の通訳

■仕事獲得法■

芸能通訳は一般の通訳とは異なり、音楽ならプロモーター、映画なら配給会社

のように、そのジャンルの専門企業から直接依頼されることが多い。

なのでこうした企業にアプローチしていくなど自分でルートを作ることが重要である。


 

スポーツ通訳

<3.芸能・スポーツの通訳>

②スポーツ通訳

■仕事内容■

スポーツ通訳の中にはスポーツイベントの通訳と、日本のスポーツ界で

活躍する外国人選手の通訳がある。

まずスポーツイベントの通訳には選手付き、VIP付き、事務局付きの通訳や、

プレス担当や外国語で一般的なインフォメーション・業務連絡を行う

語学サービススタッフなどがある。

仕事内容もさまざまで、競技の前後のマスコミとのインタビューや記者会見、

審判や会場のスタッフ間、大会に訪れたVIPや日本人係員との通訳など

さまざまなシーンで通訳が必要となる。語学スタッフも外国人選手や審判員、

外国人観客などの質問への対応、アテンドなどを行う。

トップクラスの役員付きやヒーローインタビューの通訳は高いレベルの通訳者が

行うことになる。

一方、プロ野球やサッカーなど長期にわたる契約を結び、日本で生活する

外国人選手につく通訳者になると、競技前後のインタビューや練習、スタッフや

他の選手との打ち合わせなどの際の通訳を行う。

このタイプの通訳は生活全般にわたるお世話まで通訳者が面倒をみる場合がある。

芸能関連のアーティスト同様、スポーツ選手は独自の哲学やプライドを持ち

試合の前には神経質になったり高揚していたりとそれぞれの癖がある。

そのためそうした状況から必要な話を聞いたり、その選手の状態や気持ちを

的確に引き出し伝える幅広い人間性と表現力が要求されることも特徴である。

マンツーマン、あるいはチームに付くため、通訳技能もさることながら

選手との相性も重要になってくる。

どんなスポーツであれ競技のルールや選手、関係者のプロフィールなどに

ついて情報収集する他、いつどこでどんな大会があり誰が勝ったのか、

ルール変更はないかについての情報も必要である。

スポーツ好きの人にとっては楽しい仕事であるともいえる。

■仕事獲得法■

スポーツイベントの通訳はスポーツ関連のイベントに強いエージェントに

登録すること。日本滞在型の選手の通訳は口コミや紹介で採用される

場合が多いので、スポーツ関係者に知人があると有利である。