政治・ビジネス・学術の通訳

政治・ビジネス・学術の通訳

<1. 政治・ビジネス・学術の通訳>

政府や政府関連機関、企業やコンベンション主催者が依頼する通訳。

時事、ビジネスに関する基本知識の他に、通訳するテーマについての

詳しい知識が必要とされる。他のジャンルに比べて最も需要が高く、

このジャンルを専門とする通訳者も多い。

企業ニーズとしてはコンピュータ、通信、金融関係の需要が特に高いが

その他にも自動車メーカー、製薬会社、半導体メーカー、官公庁関連機関

からのニーズも高い。

レベル別に通訳の仕事内容を分類してみると次のようになる。

トップクラス:会議通訳

中堅クラス:企業視察通訳、商談通訳、VIP付き通訳

新人クラス:国際会議事務局付き通訳、展示会のブース付き通訳、社内通訳

入門者クラス:通訳コンパニオン、アテンド通訳、国際会議の語学スタッフ

政治・ビジネス・学術の通訳の仕事内容について下記リンクに詳しく

説明しています。

政治・ビジネス・学術の通訳の仕事

 

 

会議通訳

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①会議通訳

レベル:トップレベル(通訳経験10年以上)

■仕事内容■

研究者が集まって学問的な研究成果を発表する学術会議や、

政治家やその部門の行政担当者が集まって行う国際行政に関する会議、

企業関係者が話し合う経済的な会議など、国際会議で発言者の

通訳を務める。外国人が発言者なら会議に参加している日本人の為に

日本語に、日本人が発言者なら外国人の為に外国語に訳す。

通訳は逐次通訳か同時通訳のいずれかで行われる。逐次通訳の場合は、

たいてい発言者の傍らに通訳者が控えてマイクを持って通訳するが、

同時通訳の場合は専用のブースに入って通訳し、出席者はその内容を

イアホンで聞く。

会議通訳者はこのような国際会議以外にもシンポジウムやセミナー、記者会見

などの通訳を務める。同時通訳は集中力を要し、1回につき20~30分程度が限界

なので同時通訳の場合は通常2~3人でチームを組んで通訳を行う。

他の通訳者が通訳している間も他の通訳者もメモを取りながらフォローし、

つまずいた時にいつでもカバーできるように準備している。

個人プレイのような通訳の仕事だが、実際の現場ではチームプレイの要素が高い

仕事である。

 

企業視察通訳

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企業視察通訳

レベル:中堅レベル

■仕事内容■

外国人が日本の企業や工場見学をしたり、日本人が海外の企業や工場を見学する

際に、企業側の担当者がオフィスや工場を紹介しながら業務内容を説明することを

企業視察(テクニカル・ビジット)と言うが、それを通訳していくのが視察通訳の仕事。

視察内容によって非常に専門的な内容を通訳することがあるので各種専門用語、

商取引についての知識や訪問先の知識が必要である。

商談通訳

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③商談通訳

レベル:中堅レベル

■仕事内容■

商談通訳とは外国企業と日本企業がビジネスの交渉を行う商談の場における通訳。

商談は取引条件、契約事項など直接金銭に関わる内容である為、通訳はなによりも

正確さを求められる。このため、通訳者には貿易の基本ルール、契約用語について

など、国際ビジネスについての基礎的な知識が必要とされる。また、通訳を依頼した

企業の業務内容、商談内容、これまでの経緯、商談相手企業についての情報も

事前に入手しておく。基本的に商談の通訳は自分に仕事を依頼した側に立って

訳していくことが原則。商談通訳の場は企業内の他にも見本市やトレードフェアなどで、

商品説明や情報交換、プレゼンテーション、契約交渉、取扱説明などが行われる。

 

VIP付き通訳

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④VIP付き通訳

レベル:中堅~トップレベル

■仕事内容■

通訳の内容の難易度に関わらず、同行する外国人がVIPの場合は高いレベルの

通訳者が勤める。それはVIPの発言は社会的な影響力が大きいので誤訳などの

危険性を避けるためである。VIPといっても国際機関の要人から日本の政府・

官公庁の要人、文化人に至るまで様々である。通訳の業務形態も様々で、

国際会議やイベントの特定場所での特定時間のみの通訳を務める場合もあれば、

VIPに随行して訪問先での全ての会話の通訳を行う場合もある。

 

国際会議事務局付き通訳

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⑤国際会議事務局付き通訳

レベル:新人レベル

■仕事内容■

国際会議では会場に主催者の事務局が設置され、多くのスタッフが会期中

様々な業務に対処する。外国人のスピーカーや事務局の人とのやりとり、

参加者からの質問の対応など、事務局のスタッフの間に入って通訳をする仕事。

事務局付きのスタッフになるので通訳業務だけでなく雑用を行う場合もある。

 

展示会や見本市のブース付き通訳

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⑥展示会や見本市のブース付き通訳

レベル:新人レベル

■仕事内容■

出展者が外国の企業である場合や、日本の企業が外国人客が多い展示会に

出展する場合などに依頼され、客とクライアントの間の通訳を行う。

商品説明や価格説明、取引条件などの通訳が中心となる。通訳のみを行うのでは

なく、ブース付き通訳として、雇用しているクライアントの立場に立ってブースを

訪れるお客様に接し、クライアントのサポートをすることが求められる。


 

社内通訳

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⑦社内通訳

レベル:新人~中堅レベル

■仕事内容■

一定期間の間、特定の企業で通訳者兼秘書、もしくは通訳者兼翻訳者として勤務する

仕事。この仕事はフリーランスの通訳者が毎回異なるテーマについて通訳するのに

対し、同じ企業の同じテーマの通訳を行うので通訳の実践的なノウハウが確立していない

人にとって、技術を安定させる絶好の仕事となる。ただしこの仕事に就くためには

通訳者として逐次通訳が安定してできる程度の専門技術は必要となる。

通訳コンパニオン

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⑧通訳コンパニオン

レベル:入門者レベル

■仕事内容■

国際的な展示会や見本市などのイベントが国内で開催される際に会場でのエスコート、

設備の説明などを行う仕事。通訳というよりは語学力を必要とされる仕事なので、

技術そのものよりもホスピタリティを求められる。

アテンド通訳

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⑨アテンド通訳

レベル:入門者レベル

■仕事内容■

ビジネスや文化交流を目的として日本を訪れた外国人を空港まで迎えに行き、

ホテルへ送ったり、どこか訪問したいところがあれば目的地まで連れて行き、

目的地で必要があれば通訳もこなす仕事。通訳というより案内するという点に

重点が置かれるため、外国語の会話が堪能にできる人、通訳を勉強しはじめた

ばかりの人や新人の通訳ガイドがこなす。